『落第賢者の学院無双~二度目の転生、Sランクチート魔術師冒険録~』の漫画版は打ち切りになっておらず、スクウェア・エニックスの「マンガUP!」にて2026年現在も絶賛連載中です。
「落第賢者の学院無双 打ち切り」という不穏な検索キーワードを目にして不安を感じた方も多いかと思いますが、連載終了の事実はありません。
今回は元・アニメ制作陣としての視点も交えつつ、なぜこのような噂が立ったのかという真相、最新の連載ペース、アニメ化情報まで徹底解説します。
『落第賢者の学院無双』の漫画は打ち切り?最新の連載状況
結論からお伝えすると、漫画版(作画:けんたろう先生)は一切打ち切りになっておらず、現在も定期更新が続いています。
スクウェア・エニックス公式の発表および「マンガUP!」アプリ内の掲載データを確認しても、作品は順調に配信されています。

2026年現在のコミカライズ連載・更新履歴
アプリ「マンガUP!」における更新履歴(公式配信データ参照)を追うと、着実にエピソードが積み重ねられていることが分かります。
- 2019年:第1話-① ~ 第3話-①
- 2020年:第3話-② ~ 第7話-③
- 2021年:第7話-④ ~ 第11話-④
- 2022年:第11話-⑤ ~ 第15話-⑥
- 2023年:第16話-① ~ 第19話-④
- 2024年:第19話-⑤ ~ 第22話-⑤
- 2025年:第23話-① ~ 第26話-⑤
- 2026年:第27話-① ~ 第28話-⑤(2026年6月26日更新)以降も絶賛連載中
2026年6月26日には第28話-⑤が正常に配信されており、次回更新の告知も明記されています。
単行本(ガンガンコミックスUP!)の発売ペース
単行本に関しても、スクウェア・エニックスの「ガンガンコミックスUP!」レーベルより極めて安定したペースで刊行されています。
- 第1巻:2020年1月31日
- 第2巻:2020年9月7日
- 第3巻:2021年6月7日
- 第4巻:2022年2月7日
- 第5巻:2022年10月6日
- 第6巻:2023年8月7日
- 第7巻:2024年7月5日
- 第8巻:2025年6月6日
- 第9巻:2026年7月7日
最新第9巻が2026年7月7日に発売されたばかりであり、約8ヶ月~1年1ヶ月という出版界でも健全なサイクルが保たれています。
なぜ「打ち切り」という噂が出たのか?4つの理由を検証
連載も刊行も順調な本作において、なぜ打ち切り説が一人歩きしてしまったのでしょうか。
その背景には、WEB小説やアプリ連載の仕組みに起因する「4つのすれ違い」が存在します。

1. 原作「小説家になろう」掲載ページの削除
最も大きなきっかけは、原作小説のWEB掲載ページが取り下げられたことです。
作者の白石新先生が「小説家になろう」に投稿していたWEB版は現在削除されており、検索した読者が「作品自体が消えた=打ち切り?」と誤認してしまいました。
なお、角川スニーカー文庫(KADOKAWA)より刊行された書籍版ライトノベルは、2021年12月1日発売の第8巻をもって綺麗に物語が完結(刊行完了)しています。
2. アプリ特有の分割配信と刊行スパン
「マンガUP!」などのWEBマンガアプリでは、1話を「第28話-①」「第28話-②」と細かく分割して配信する形式が一般的です。
月刊誌の感覚で追っている読者にとっては「お話がなかなか進まない」と感じられやすく、休載や終了を疑う声に繋がりやすくなります。
また、単行本化まで約1年近く空く期間があるため、新刊を待ち望むファンが確認のために「打ち切り」と検索する動きが強まりました。
3. タイトルが類似している他作品との混同
近年、ライトノベルや漫画市場には「賢者」「学院無双」「落第」といった単語を含む作品が数多く存在します。
例えば『一億年ボタンを連打した俺は、気付いたら最強になっていた ~落第剣士の学院無双~』など、タイトル構成が似た作品が複数あります。
他作品の連載終了や休載といった情報が混ざり合い、「落第賢者も終わったのでは」と記憶が変換された可能性があります。
4. 検索エンジンのサジェスト(自動補完)機能
検索窓に作品名を入れた際、「打ち切り」という言葉が候補に出てくることがあります。
これは実際に打ち切られたからではなく、「打ち切りかどうか確かめたい」と検索したユーザーの行動をアルゴリズムが学習した結果です。
サジェストに表示された単語を見た別の読者がさらに不安になり、検索を重ねるという悪循環が起きていました。
2026年7月よりTVアニメ放送中!作品の圧倒的実績
商業的な健全性と人気の高さを証明しているのが、大規模なメディアミックス展開です。

公式サイトおよび公式X(旧Twitter)の発表通り、本作は2026年7月よりTOKYO MX、BSフジ、朝日放送テレビ、WOWOWプライム等にてテレビアニメが絶賛放送されています。
アニメーション制作はEMTスクエアード、監督は石井久志氏、シリーズ構成は赤尾でこ氏が担当。
主人公エフタル役の梅田修一朗さんをはじめ、東地宏樹さん、小山内怜央さん、白石晴香さんといった実力派キャストが集結しています。
主題歌にはオープニングにFLOW(「+ENCOUNT」)、エンディングにTrySail(「憧憬」)が起用され、シリーズ累計発行部数も180万部を突破しました。
アニメ化が決定し、放送によって新規ファンが急増しているタイミングで漫画版が打ち切られる商業的理由は一切ありません。
アプリ漫画の「打ち切りボーダー」と本作の強み|元・制作陣の考察
ここからは、元アニメ制作会社のスタッフであり、一人の漫画ファンとしての私なりの分析をお話しさせてください。
デジタルコミック全盛の現在、マンガアプリにおける打ち切り判断は「PV(閲覧数)」「課金アイテム消費率」「単行本化の際の初動売上」という数値データでシビアに管理されています。
特にアプリ連載の場合、連載会議でPVが一定ラインを割ると、ストーリーの途中であっても数話以内に完結を迫られるケースを私は現場で何度も目にしてきました。
その中で『落第賢者の学院無双』が何年にもわたわり安定して連載枠を維持し、単行本9巻まで到達している事実は、アプリ内でのPV維持率と単行本実売数が非常に高い水準にあることを明確に示しています。
けんたろう先生が描くコミカライズ版は、単なる原作のなぞりではありません。
たとえば第1話のクライマックス、エフタルが現代の拙い魔法体系を圧倒的な古代魔法で崩壊させるシーンの演出は圧巻です。
高密度な雷撃エフェクトの作画密度もさることながら、「無駄な詠唱を削ぎ落とした静寂」から一気に「迫力の見開き大コマ」へと切り替わる視線誘導のコマ割りは、アニメのコンテを切る人間から見ても舌を巻く仕上がりでした。
かつて大賢者として絶望を味わったエフタルが、圧倒的な知識と努力で人生を切り拓いていく泥臭い情熱。
その感情の機微が丁寧な作画で描かれているからこそ、読者の熱量が冷めず、アプリ事業としても「絶対に手放せない看板タイトル」として君臨し続けているのです。
アニメ化の波に乗り、今後漫画版の展開はさらに加速していくと考えられます。
まとめ
『落第賢者の学院無双』の漫画版打ち切り説に関する事実を整理します。
- 漫画版は打ち切りになっておらず「マンガUP!」にて絶賛連載中
- 2026年6月26日にも最新話が配信され、2026年7月7日には単行本第9巻が発売
- 噂の理由は「なろうWEB版の削除」「分割配信による誤解」「検索サジェストの影響」
- 2026年7月よりTVアニメも放送中で、累計発行部数は180万部を突破
打ち切りの噂は、人気作品ゆえに起きた単なる検索上の誤解に過ぎませんでした。
画面の中で躍動するエフタルたちの圧倒的な活躍を、これからもコミカライズとアニメの両方で安心して見届けていきましょう。
よくある質問
『落第賢者の学院無双』の漫画は打ち切りになりましたか?
いいえ、打ち切りにはなっていません。スクウェア・エニックスのマンガアプリ「マンガUP!」にて継続して連載中であり、単行本も定期的に刊行されています。
小説家になろうで読めなくなったのはなぜですか?
作者の白石新先生によりWEB版の掲載が取り下げ(削除)されたためです。現在は角川スニーカー文庫より書籍版ライトノベル(全8巻)が発売されています。
漫画版の最新刊は何巻まで発売されていますか?
2026年7月7日に最新9巻が発売されています。約8ヶ月~1年1ヶ月の周期で安定して新巻が刊行されています。


